2008.07.15 懇談中です。
土日でなんとか通信簿を書き上げて
やっと肩の荷が下りた気分。
あとは3日間の懇談を乗り切るのみ。
でも保護者の方とお話するのはけっこう楽しくて
1日目の今日もあっという間に終わりました。

やはり子どもが生まれてちょっと変わったかなぁと思うのは
私の中の、保護者の方に対する心理的な距離感。

思い出すのは産休前の3学期の最後の懇談。
大きなお腹を抱えて「今までありがとうございました。」と挨拶をする私に
「先生、本当に無理せんとってよ。私はこの時期、切迫早産でねえ・・・。」
「うちの子はねえ、先生、すごい未熟児で生まれてねえ。
 今の体型からは考えられないでしょう。」
「先生、子育ては最高ですよ。たっぷり愛情注いでくださいね!」
教師と保護者という立場を越え「人生の先輩」として
温かなまなざしを向けてくださった保護者の方々。
復帰して、毎日ばたばた慌ただしく過ぎる学校では
ふと「ママ」であることを忘れる自分もいるけれど
やはり目にうつる景色は以前とはどこか違う気がする。

今日の懇談では
生徒の良いところと改善してほしいところ、両方語った。
ある少年は、小学校のころはどちらかというとトラブルメーカー。
中学生になってだいぶ成長もしたけれど、ふとその場の雰囲気に流される。
しかしある自分の失敗を自ら認め、学級の皆の前で謝罪をした。
その言葉がとても心から伝わる誠実なものだった。
「彼にはすごいハートがあるんですよ。」
そんな話をすると、その少年の保護者は、ふと目に涙を浮かばれた。

たかが中1といえども、「13年間の子育て」というのは
育児経験がたったの2年ちょっとの私から見ると、相当な大仕事。
自我の芽生えつつある年頃であるから、なおさらに。
今までいろんなことがあったんだろうな・・・・
その保護者の方の涙を見て、ふとそんなことを思った。
懇談後、「後ろの掲示も見させてくださいね。」とその方は席を立たれ
背面に掲示されている生徒たちの顔写真と「座右の銘」をじっと見つめる。
少年の言葉は、「感謝の心」。
「まあ、いい笑顔。それになんか、立派なこと書いちゃって。」
と照れ笑いしながら一礼し、教室を去った。

その方の涙と、掲示物を眺めるまなざしから
ふと「40人分の1」の重さを感じた懇談1日目。
そしてそんなことを感じさせてくださる保護者の方は
私にとって、やはり「人生の先輩」。

さあ、今日はここまで。

明日も頑張ります。
じゃあ、おやすみなさい。



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